食べることが大好きな菜月は調理学校への進学を決め、はりきっていたが、小さな女の子を助けるために交通事故にあい息絶えてしまう。<br />だがこの善行により神様から異世界で生きることを運命づけられる。<br />菜月がひとり目覚めるとそこは小高い丘の上。<br />突然「クワーッ」と聞いたこともない鳴き声とともに真っ黒な巨大な鳥が近づいてくる。<br />驚く菜月だったが、鳥の背には若い男が乗っている。<br />それが菜月の新たな人生を決定づける出会いだった――!!