中学生の音斗は、親戚である三人の吸血鬼たちと暮らしている。<br /> 血の代わりに牛乳を飲んで生きている彼らは、札幌の商店街で小さなパフェバーを営業中。<br /> クリスマスが近づいたある日、店に、音斗の中学の吹奏楽部の女子たちから、先生に捨てられてしまったコントラバスケースを捜してほしいと相談が。<br /> 最近姿を見せない旧型吸血鬼の伯爵のことも気がかりな音斗は、さまざまな悩みを抱えながらも動きだす。<br /> 人気シリーズいよいよ最終巻!