一面を白いもやで覆われた場所‘死整庁(しせいちょう)’は、あの世とこの世の狭間。<br /> ある日、その職員の‘担い手’コンビのもとに、文化祭準備中に事故に遭った女子高生・あき奈がやって来る。<br />「時間内に‘相手(ターゲット)’を見つけ、相手を幸せにしないと、自分の命が消える」と告げられた彼女は、契約の指輪をはめられて……。<br /> そこは、天国ひとつ前。<br />迷いこんできた人々に与えられる試練を描く、号泣必至の感動作!