「店主に話を書いてもらうと、悩みが解決するらしい」という噂を聞き、東京下町の商店街にある「水沢文具店」を訪れた楓。<br />頼みたいのは、部屋に閉じこもってしまった弟のための物語──。<br />ほかにも次々と店主・龍臣の書く物語を求める人が店を訪れる。<br />一方、商店街の秋祭りで出し物をすることになった龍臣は、栞に協力してもらい、紙芝居を作成することに。<br />想いを伝えあった二人の関係が、ゆっくりと変化していく『水沢文具店』続編