「物書き人」として詩や、ブログで日記を書いている冬野咲良はある日、誰かに追われている気がして、カフェのテラス席にいる男性に声をかけた。<br />そこにいたのはプログラマーとして働く鈴木春哉。<br />ふたりは’運命の出会い’を果たし、関係を深めていく。<br />が、春哉はかつて交通事故に遭い、一部の記憶を失くしていた。<br />やがて衝撃の事実が明らかになり……? 驚きのどんでん返しの後、温かい涙が頬を伝う、この冬最高の許しと愛の物語。<br />