五郎の兄・寛和は死んだのち、浮世で鬼となり、不死身の力を得るために役者を襲っていた。<br />役者たちと五郎はチーム「令和座」を結成し、対抗策を練る。<br />ある日、買い物に出た五郎をさらったのは、「三人吉三」のお嬢と和尚の二人。<br />お嬢は愛した人間と死に別れ、寛和に共鳴して鬼の仲間となっていた。<br />しかしそこへお面をつけた男が現れ、五郎を助ける。<br />男は誰なのか。<br />また、兄と会って話したいという五郎の必死の願いは通じるのか…?