腕に薔薇の痣が現れてしまった芹霞は、一縷の望みを抱いて氷皇に会いにいく。<br />櫂、煌、玲、桜の四人は元老院に呼びだされ、明治神宮へと向かった。<br />固い絆で結ばれていたはずの五人の間に、いつしか不穏な空気が流れはじめ…。<br />やがて明らかになる、八年前のある出来事。<br />複雑に絡みついたいばらを解き、希望の光を手に入れることはできるのか…?