「キスせずにはいられなかった」――親に勧められるまま、幼馴染みの弁護士・求と結婚した矢射子。<br />彼は4歳の頃ファーストキスを奪われた相手だが、矢射子にとっては家族のような存在で、入籍後は別々の部屋で寝ていた。<br />しかし、2人きりで行った温泉旅行でアクシデントが起こり、求を男性として意識してしまう。<br />彼に触れ、優しくされるたびに気持ちが大きくなっていく矢射子。<br />だが、求は「あのときのキスを後悔している」と言ってきて…。<br />