学校でのイジメに耐えきれず、不登校になってしまった中2の千鶴。<br />生きることすべてに嫌気が差し、「死にたい」と思い詰める日々。<br />彼女が唯一心を許していたのが祖母の存在だったが、ある夏の日、祖母が危篤に陥ってしまいショックを受ける。<br />そんな千鶴の前に、ユキオという不思議な少年が現れる。<br />彼の目的は何なのか――。<br />時を超えた切ない約束、深い縁で繋がれた命と涙の物語。<br />