月夜の逢瀬?皇太子様と紫苑の姫君?
没落貴族出身の弥生は、いつも肩身の狭い思いをしながらも、なんとか宮仕えをしていた。
ある日、偶然妃候補に追われていた第一皇子・若穂宮を助けたことをきっかけに、若穂宮は夜な夜な弥生の元へと通うように。
しかし、互いに惹かれ合うふたりの前に立ちはだかった、‘身分’という壁は、あまりにも高く、時に残酷で…。
――どんなに身をひこうとも、私から離れようとも。
必ず捕まえて、もう離さない――果たして、ふたりの運命は? 純愛和風ファンタジー。
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