凛子は、成人式の着物を仕立てた呉服屋の若旦那・十夜に恋をした。<br />思いを伝えたものの、「大人になられたら、またご来店ください」という十夜の言葉に軽くいなされてしまう。<br />それ以来、呉服屋に足を向けることができなかったが、彼への想いは変わらずに抱き続けていた。<br />やがて24歳になった凛子は、妹の成人式を機に呉服屋を訪れ、十夜と再会。<br />しかし彼の横には翠というキレイな女性がいて…。<br />