26歳、幸せ絶頂だったはずの芽生は、婚約は破綻、職場は寿退社と、一気にすべてを失ってしまう。<br />そしてヤケ酒を飲みすぎた翌朝、気がつくと隣には高校の同級生の水嶋が寝ていた。<br />このままセフレになるつもりはなく、連絡を絶ったのに再就職の派遣先の広告代理店には、なぜか水嶋の姿が。<br />構ってほしくないのに、冷たくされると胸が痛む。<br />この気持ちをなんというか芽生は知っていた…。<br />オトナ女子が本当に読みたい小説大賞ジャンル賞受賞作。<br />