建築家の両親を幼くして亡くし、愛されることに自信がない葵。<br />勤務先の設計事務所では、昔から憧れていた上司の恭汰と、体は重ねるものの、曖昧な関係が続いていた。<br />恭汰に忘れられない女性がいることを、噂で聞いていたのだ。<br />一方、半ばムリヤリ関係をはじめたことに負い目のある恭汰は、葵を溺愛しながらも素直に愛を告げられずにいた。<br />そんな時、葵の高校時代の自称’元彼’が現れる。<br />あせった恭汰は…。<br />