黄金の覇王と奪われし花嫁
「お前はもう俺のものだ。
勝手な真似は許さない」――平和で穏やかだったシーン国は、冷酷非道な王・バラク率いるウラール国に襲われ、滅ぼされてしまう。
勝利の証として、敗国の王女・ユアンを略奪したバラクは、無理やり自分の妃とし、妻としての務めを求めるが…。
ユアンは母国を滅ぼした悪魔のような男を憎むも、凛とした強さとその裏に隠された深い愛に次第に魅せられいく。
ところがある日、バラクの首を狙う何者かに、人質としてユアンがさらわれてしまい…。
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