もしもあの日、好きと伝えていれば…。<br />最愛の幼馴染・遥と死別した瑛太は、想いを伝えられなかった後悔を抱き、前へ進めずにいた。<br />そこに現れた‘天国の郵便屋’を名乗る少女・みやびは、瑛太に届くはずのない‘遥からの手紙’を渡す。<br />「もう自分のために生きて」―そこに綴られた遥の想いに泣き崩れる瑛太。<br />ずっと伝えたかった‘好き’という気持ちを会って伝えたいとみやびに頼むが、そのためには‘ある大切なもの’を失わなければならなかった…。<br />