夜会よりも読書が好きだという風変わりな貴族令嬢・ユーリシアは、眉目秀麗な王太子・アレンとの結婚が決まっていた。<br />アレンにはほかに想い人がいるという噂を聞いたユーリシアは、なんとか破談にしようと画策する。<br />彼には愛されていないと思っていたのに、「お前を手放す気はない」と甘く迫られて…!?