夕刻の町に、僕らだけがいた。
有名進学校に通う高1の未琴は、過剰な勉強を強いられる毎日に限界を感じていた。
そんなある日、突然時間が停止するという信じられない出来事が起こる。
未琴の前に現れたのは謎の青年むぎ。
彼は夕方の1時間だけ時を止めることが出来るのだという。
その日から始まった、ふたりだけの夕刻。
むぎと知る日常の美しさに、未琴の心は次第に癒されていくが、むぎにはある秘密があって…。
むぎと未琴が出会った理由、ふたりがたどる運命とは――。
ラストは号泣必至の純愛小説!
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