きみを探した茜色の8分間
私はどこに行くんだろう――高2の千花は学校や家庭で自分を出せず揺れ動く日々を送る。
ある日、下校電車で蛍と名乗る男子高生と出会い、以来ふたりは心の奥の悩みを伝えあうように。
毎日4時16分から始まる、たった8分、ふたりだけの時間――。
見失った自分らしさを少しずつ取り戻す千花は、この時間が永遠に続いてほしいと願う。
しかしなぜか蛍は、忽然と千花の前から姿を消してしまう。
「蛍に、もう1度会いたい」。
つのる思いの果てに知る、蛍の秘密とは?驚きのラストシーンに、温かな涙!
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