拝啓、嘘つきな君へ
心の声が文字で見える――特殊な力を持つ葉月は、醜い心を見過ぎて人間不信に陥り、人付き合いを避けていた。
ある日、不良少年・大地が転校してくる。
関わらないつもりでいた葉月だったが、なぜか一緒に文化祭実行委員をやる羽目に…。
ところが、乱暴な言葉とは裏腹に、彼の心は優しく温かいものだった。
2人は次第に惹かれ合うが、ある時大地の心の声が文字化けして読めなくなる。
そこには、悲しい過去が隠れていて…。
本音を隠す嘘つきな2人が辿り着いた結末に、感動の涙!!
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