きみに向かって咲け
他人の感情に敏感で、言葉の中の嘘が見えてしまう女子高生・向葵(こうき)は、そんな’ふつうじゃない’自分に悩んでいた。
ある日、1枚の絵をみるために訪れた美術館でひとりの青年に出会う。
向葵とは対照的に、彼は他人の気持ちを汲み取れないと言う。
「ふつうになりたい」――正反対なのに同じ悩みを持つふたり。
この出会いが、運命を変えていく――。
ふつうとは何か。
苦しみの中で答えを探し続ける姿に、そして訪れる奇跡のラストに心揺さぶられ、気がつけば…涙。
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