「絶対、俺と結婚してもらうから」――麻衣子は不動産会社の御曹司・岳人に見合いの席で宣言される。<br />初恋もまだの麻衣子は愛のない結婚なんてありえない!と拒否するが、抵抗空しく彼と同居することに。<br />「俺を好きになるまで一線は越えない」と言っていたのに、ことあるごとに力強く抱きしめ、戸惑う麻衣子の心を見透かすようにじわじわと囲い込む岳人。<br />その溺愛包囲網に陥落寸前で…!?