家族を失い、人と関わらず生きる高1の僕は、モノクロの絵ばかりを描く日々。<br />そこへ不思議な雰囲気を纏った美少女・水無瀬月（ゆえ）が現れる。<br />絵を前に静かに微笑む姿に、僕は次第に惹かれていく。<br />しかし彼女の視界からはすべての色が失われ、さらに ‘ 幸せになればなるほど死に近づく’という運命を背負っていた。<br />「君を失いたくない―」彼女の世界を再び輝かせるため、僕はある行動に出ることに…。<br />満月の夜の切なすぎるラストに、心打たれる感動作！
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