同じ団地に住む、果歩、苑子、晴海の三人は幼馴染。<br />十三歳の時、苑子と晴海が付き合いだしたことに嫉妬した果歩は、苑子を傷つけてしまう。<br />その直後、苑子は交通事故で突然この世を去り……。<br />抱えきれない後悔を背負った果歩と晴海。<br />高校生になったふたりは、前を向いて歩もうとするが、苑子があつめていた身の回りの「青」の品々が残像となって甦る。<br />晴海に惹かれる心を止められない果歩。<br />やがて、過去を乗り越えたふたりに訪れる、希望の光とは?