まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい
一見悩みもなく、毎日を楽しんでいるように見える遥。
けれど実は、恋も、友情も、親との関係も、なにもかもうまくいかない。
息苦しくもがいていたとき、不思議な男の子・天音に出会う。
なぜか声が出ない天音と、放課後たわいない話をすることがいつしか遥の救いになっていた。
遥は天音を思ってある行動を起こすけれど、彼を深く傷つけてしまい…。
嫌われてもかまわない、君に笑っていてほしい。
ふたりが見つけた光に勇気がもらえる――。
文庫オリジナルストーリーも収録!
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