薬局で働くお人好しな藍は、ある日、ホテルで困っている女性をタクシーに乗せる手助けをした。<br />しかし、彼女は大企業の御曹司・櫂人の見合い相手だったようで、櫂人から「婚約者を逃がした責任を取ってもらおうか」と詰め寄られる。<br />渋々、婚約者のフリを引き受けた藍だったが、トントン拍子に結婚話が進んでいってしまい…!? 「もっと俺を感じて」――かりそめの関係だったはずが、甘い夜に官能を刻み込まれ、愛の証を授かって…。<br />