公家の末裔である紅葉は、親の治療費を肩代わりしてもらうため政略結婚することになるが、紅葉の家柄だけを求める婚約者に冷たく扱われていた。<br />ある日、警視庁でSPを務めていた静馬が護衛につくことに。<br />彼は暴言を吐く婚約者から全力で紅葉を守ってくれて…。<br />健気な紅葉に庇護欲を煽られた静馬は、婚約者から紅葉を奪うと決意。<br />次第に溢れ出す彼の熱情に、紅葉の心臓は高鳴るばかりで…。<br />