水晶宮の死神
11月のある晴れた休日、ニーダムは姪のメープルとともに、ロンドン郊外にある水晶宮(クリスタル・パレス)を訪れる。
きらびやかな宮殿に、突然、大きな悲鳴が響きわたった。
袋づめの首なし死体が降ってきたのだ。
死体の手に握りしめられていたボロ布には、「死神(デス)」と赤い文字。
混乱する人々の前に、カラスの仮面をつけた黒ずくめの男が姿を現わす……! 数学教師ドジスンに聡明な少年モリアーティが登場。
多彩なキャラクターが織りなすヴィクトリア朝怪奇冒険譚シリーズ、ついに完結。
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