誇りと偏見
誤解・妨害・障害を超えて恋を成就させる過程を丁寧に描き、現在でも映画化・ドラマ化が引きもきらない人気作品。
『ブリジット・ジョーンズの日記』の元ネタとなった作品としても有名。
中流階級の次女エリザベスと、上流階級の紳士・ダーシー。
格の違いによるプライドと偏見が邪魔をして、出会ったときにはお互いに反目しあった2人だが、エリザベスの知性と快活さにダーシーは惹かれていく。
■主な登場人物●ベネット家・ベネット氏(ハーフォードシァの地所邸宅ロングボード・ハウスの主)・妻ベネット夫人・長女ジェーン(二十二歳。
ベネット嬢)・次女エリザベス(リジ―、エライザとも呼ばれる。
二十歳。
この小説の主人公)・三女メァリー(読書好き。
知識、芸事が自慢)・四女キャサリン(キティ―とも呼ばれる。
十七、八歳)・五女リディア(十五、六歳)●ルーカス家・サー・ウィリアム・ルーカス(受勲士(ナイト)、ルーカス・ロッジの主)・妻ルーカス令夫人・長女シャーロット(二十七歳。
ルーカス嬢。
エリザベス・ベネットの親友)・次女マライア その他、息子、娘が数人。
●ビングリー家・チャールス・ビングリー(二十二歳。
地所邸宅ネザフィールドの借り主。
遺産十万ポンドを所有)・ハース氏とルイーザ・ハースト夫人(ビングリーの姉夫婦)・キャロライン・ビングリー(ビングリー嬢。
ビングリーの妹。
二万ポンドの持参金を持つ)●ダーシー家・フィッツウィリアム・ダーシー(二十八歳。
ダービシァのペンバリー荘園の主、年収一万ポンド。
母(故人)は伯爵(故人)の上娘)・ジョージアナ(十六歳。
ダーシー嬢。
ダーシーの妹)・レノルズ夫人(ペンバリー荘園の女中頭)・アンズリー夫人(ジョージアナの付添人)・ヤング夫人(ジョージアナの元家庭教師兼付添人)●デ・バーグ家・キャサリン・デ・バーグ令夫人(キャサリン令夫人。
ロージンズ荘園の主。
伯爵の下娘でアーシーの母方の叔母)・アン・デ・バーグ(デ・バーグ嬢。
キャサリン令夫人の娘。
ダーシーの従妹)・フィッツウィリアム大佐(現在の伯爵次男。
三十〇歳くらい。
キャサリン令夫人の甥。
ダーシー、ジョージア、アンの従兄)●コリンズ家・ウィリアム・コリンズ氏(二十五歳。
ケント州ハンスフォードの牧師。
ベネット氏の従弟、ロングボーンの後継者)●著者 ジェーン・オースティン●翻訳 パーカー敬子
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