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眠れぬ江戸の怖い話

庶民文化が花開いた江戸時代。
芝居や見世物、花見、花火などと同様に、江戸の人々は「怖い話」を読んだり聞いたり見たりするのが大好きだった。
しかし怖い話は、一度聞いてしまうと、もう怖くなくなる。
そのため、幾百もの怖い話が次々と創作された。
中国の古典が史料となったり、古くから語り継がれた伝説からつくられたり、江戸や大坂の町で噂された都市伝説が怪奇譚として物語にされたり…。
本書は、江戸の怪談の中から、とくに味わい深く感じられる作品を選び出し、短編小説の形に書き直してみたものである。
一読してみたならば、これまであまり紹介されたことのなかったものの中にも、まだまだ面白い作品があることがわかっていただけると思う。
同時に、日本の「怖い話」の源流がここ江戸時代に書かれた怪談にあることも、また実感することができるはずである。
■目次・人面瘡(じんめんそう)・女の生首(いきくび)・太夫、妖怪の師匠となる・しゃれこうべ・骨を抜かれた男・娘を守って死んだ猫・死後の嫉妬・腹をすかせた死体・雨の小坊主・狐の祟り・亡き妻の訴え・一休和尚の妖怪退治・卒塔婆・妻の怨霊・帰ってきた息子・七人の僧侶・女の生霊・わたしのもの・継母殺し・呪詛と復讐・双六女房・猫■著者 支倉槇人(ハセクラマキト)上智大学理工学部卒。
作家。
編集者。
科学・技術、音楽、カルチャー系から文芸まで幅広く執筆する。
『よくわかる情報通信ネットワーク』(こう書房)ほか、著作はおよそ二十点。
支倉名義のほか細川博昭の名前でも執筆活動を行ない、こちらでは主に歴史系ノンフィクションを書く。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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