いいたいことがあります!
陽菜子は、中学受験をひかえた小学6年生。
勉強も家の手伝いもするよういわれているが、いそがしい兄は家事をしなくていいらしい。
もやもやした気持ちをかかえてすごすある日、ふしぎな女の子と出会って……!?あたらしいガール・ミーツ・ガール!親は、自分が絶対に正しいと思いこんでいる。
自分の子どもだから、絶対にわかりあえると信じている。
でも、正しさはひとつじゃない。
わかりあえるのも、相手の気持ちを大事にしたときだけだ。
それは他人同士のときと同じだ。
わたしは、親に支配されたくない。
わたしは、わたしの道を行きたい。
(本文より)
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