小学5年生のロミは、ある日、同じ塾に通っている優等生、園内くんの訪問を受ける。<br />「ミコミコぷろだくしょん」という名前をしらないかという突拍子もない質問をされて、近くの公園まで誘われると、風変わりな女の子がまっていた。<br />コスプレめいた服装のその女の子は、園内くんをあやつって、「ミコミコぷろだくしょん」のことを聞き出そうとしているらしい。<br />ノスタルジックホラーとよばれる作風の直木賞作家が、児童向けの作品に初挑戦。<br />親子で楽しめる作品です。<br />