ある晴れた夏の朝
アメリカの8人の高校生が、広島・長崎に落とされた原子爆弾の是非をディベートする。
肯定派、否定派、それぞれのメンバーは、日系アメリカ人のメイ(主人公)をはじめ、アイルランド系、中国系、ユダヤ系、アフリカ系と、そのルーツはさまざまだ。
日系アメリカ人のメイは、原子爆弾否定派として、演壇に立つことになる。
はたして、どのような議論がくりひろげられるのか。
そして、勝敗の行方は?原子爆弾や戦争を体験していない現代に生きるあらゆる出自の十代が、それぞれに抱く考え方の違い。
今後の世界を生きていく若者たちに考えてほしい、議論してほしいテーマを扱った、日本人作家による、YAジャンルのあたらしい試みともいえる作品。
更新中です。しばらくお待ちください。