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あっしはもしもし湾にすむカメ次郎ともうします

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2001年に刊行されたシリーズ1冊目の『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』は、たいくつなキリンが書いた手紙により「地平線の向こう」に新しい友だちができるお話。
その後「地平線の向こう」のクジラ海に舞台を移し、さまざまな手紙をきっかけに広がっていく友だちの輪を描くユニークなシリーズとなり今作は6巻目。
旅から帰ったカメ次郎、集めた貝ガラや石を使って、貝の笛から看板まで何でも作るのが得意なので、「カメ次郎商店」を開くことにしました。
前作でクジラ海にできた郵便局に頼んでチラシを配ってもらったのですが、何日たっても、一人もお客さんがきません。
調べてみると、にせの「カメ次郎商店」が賑わっているではありませんか! どういうこと? 郵便局のオープン記念イベントも重なり、クジラ海は大賑わい。
にせカメ次郎の正体は? 新しく登場のカメ次郎のおっかさんや妹のかめよも個性的です。
手紙で伝わることは、きっと書いてあること以上のものなのでしょう。




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