5分後に切ないラスト
「おばあちゃんがね、病気で寝てるんだ。
お母さんが看病してるんだけど、おばあちゃんの部屋からは海が見えないのが、寂しいっていうから、僕、海を作ってるんだよ」そう言って少年が差し出したのは、ラムネの瓶でできた小さな海だった――(収録作品「なつのかけら」)5分で心がぎゅっと掴まれる。
5分で読める‘5分シリーズ’からお届けする、切なくてたまらない物語。
小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿された40000作超の短編から厳選した、『5分後に切ないラスト』胸を刺すような珠玉の掌編12本。
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