時は明治、世紀末。<br />帝都では、様々な奇怪な事件が発生していた。<br />天才作家、泉鏡花(いずみきょうか)の担当についてから、あやかしが「視(み)える」体質となってしまった新人編集者、香月真澄(こうづきますみ)。<br />以来なぜか出歩けば変なものにとりつかれ、巻き込まれてしまう。<br />