茶屋勤めの女が殺された。<br />その掌には奇石が握り締められていた。<br />そして、女房を拐かされた男のもとに、「不死の鳥の奇石を出せ」という脅迫状が謎の一味から届けられた。<br />事件を解決すべく、懸命に一味の影を追う南町奉行所筆頭同心の近藤信吾だったが……。<br />