居合の演武中、刀に雷が落ちて気を失った琳太郎。<br />ふと気がつくと、見慣れぬ服装の男たちに周囲を囲まれていた! わけがわからず洞窟に逃げた琳太郎は、身を守るために石に突き刺さっていた剣を抜き放つ。<br />琳太郎に対峙した男はそれを見て驚愕に目を見開いた。<br />「それは王妃の剣。<br />抜いた者は私の妃になる運命だ」――! 拒否権はない、と傲慢に迫ってくるその男・沁王から必至に逃れようとする琳太郎だが……!?