「鬼となりて名を天下に――」 設楽ケ原で散った父・山県昌景の最期の言葉。<br />それは呪いなのか?14歳にして「赤備え」を継承した山県昌満の苦悩と成長、井伊万千代との出会いを描く。<br />第20回歴史群像大賞優秀賞受賞者デビュー作。<br />