上杉謙信は一五五三年と六年後の一五五九年に二度の上洛を果たす。<br />その最大の目的は後奈良天皇や将軍足利義輝に近づき、関東と信濃への進出を容易にすることであった。<br />しかし、関白近衛前嗣との出会いによって謙信の計画は一変する!