徳川家康が征夷大将軍の座に就いた翌年、世子の秀忠に待望の男児が生まれた。<br />生まれながらにして将軍になる事を運命づけられた男、後の家光の誕生である。<br />不遇の幼少期、弟との確執を経て、名君と呼ばれるまで。<br />徳川の世の礎を築いた家光の生涯を紐解く。<br />