父である氏綱から、遺言状という形で「帝王学」を学んだ、北条氏康。<br />父の死を乗り越え、敵対勢力であった、扇谷上杉朝定を撃退する。<br />用兵の優秀性、民政手腕。<br />『小田原衆所領役帳』や『北条氏綱公御書置』などの資料を読みとき、隠れた人気者にせまる。<br />