家康、秀忠、家光――三代を経て政権を盤石なものとしていった徳川家に対し、関ヶ原合戦に前後して臣従した外様大名たちは、あらゆる手段を駆使して家の存続に奔走した。<br />細川忠興、福島正則、伊達政宗、上杉景勝の四大名を例に、その処世術を検証する。<br />