マンボウ最後の名推理
豪華客船で、金持ちの豪邸で、冴えるマンボウの迷推理!? 「私の卓抜な推理によれば、これは、まさしくまぎれもない完全なる殺人事件であります」――サハリンへと向かう豪華客船の甲板に残された遺書と赤く染まった靴。
偶然居合わせた北杜夫氏は、探偵役を買って出たが、推理すればするほど、真相は迷宮のかなたへ……「にっぽん丸殺人事件」。
金持で日本歴史始まって以来のケチン坊である金持ち・金田鱗触が自宅の寝室で謎の死をとげた。
そこになぜか北杜夫氏がやってきて、金田の死の謎を解明しようとするが……「梅干し殺人事件」。
そのほか、ブラジルはリオデジャネイロで、赤ん坊を金持に売りつける商売をしているファビス・カルドーゾたちのドタバタ騒動「赤ん坊泥棒」。
マンボウ氏が遺した爆笑のユーモア小説。
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