伊豆急「リゾート21」の証人
資産家の女性が自宅で雛祭りの飾り付けをしているところを強盗に襲われ、刺殺された。
第一の容疑者は被害者の年下の夫。
長身で美男の夫は、過去にも年上の妻が不審な交通事故で死んだため、十億の資産を遺産相続していた。
警視庁捜査一課の十津川警部はその夫を犯人だと確信し、状況証拠のみで逮捕に踏み切る。
ところが、起訴後、この夫は、殺害の時刻に伊豆急の「リゾート21」に乗車していたことが判明。
しかもそのアリバイを示す証拠とは、一枚の絵だった……。
窮地に追い込まれた十津川警部は、再度、事件の捜査に奔走する! 著者ならではの魅力がたっぷり詰まった傑作長編トラベル・ミステリー。
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