終わらない歌
声楽を志して音大に進学した御木元玲は、自分の歌に価値を見いだせなくて、もがいている。
ミュージカル女優をめざす原千夏は、なかなかオーディションに受からない。
惑い悩む二十歳のふたりは、突然訪れた「若手公演」の舞台でどんな歌声を響かせるのか。
名作『よろこびの歌』の三年後を描き、宮下小説ワールド屈指の熱量を放つ青春群像劇、待望の文庫化! 解説を執筆したキャラメルボックスの成井豊氏も「凄い作家に出会ってしまった」と大絶賛。
本書を読み終えたあなたは、奮い立たずにはいられない! 解説/成井豊
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