不死症
究極のバイオハザードと――怒涛のどんでん返し!! メフィスト賞出身作家・周木律の新境地&渾身、一気読みホラーミステリー誕生。
ある県の山中にある大規模製薬会社・平成製薬の研究所で爆発事故が発生。
主人公・泉夏樹はガレキのなかで目を覚ましたが、彼女はすべての記憶を失っていた。
崩れ落ちた施設、くすぶる炎、視界をさえぎる煙とチリ……何が起きたかわからないままその場を避難した夏樹は、同じく爆発から生き残っていた研究者の信と出会う。
彼もまた夏樹と同じ製薬会社の社員であったが、この事故の発生理由を知っているわけではないようだ。
ふたりの他にも、わずかながら生き残った人々はいた――治験のバイトに来ていた羽田と小室井、警備員の蝉塚らとともに脱出を試みる夏樹と信。
しかし、彼女らの前にあらわれたのは人ならざる人――。
食人鬼と化したかつての同僚たちだった!? 倒しても倒しても、立ち上り、肉をむさぼろうとする「ウェンディゴ」たち。
この研究所は、一体何を隠していたのか――!?
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