戦国業師列伝
剣豪、茶聖から大泥棒まで 神業で時代を変えた男たち 業師といわれるほどの人は、その道において、特異な感覚といってもよい能力をそなえている。
人柄はおおむね明るい。
一見暗く見えていても、本質は陽気だ。
そうでなければ、人からほめたたえられるほどの才能を発揮できない。
――(まえがきより)新陰流の流祖で柳生石州斎にその神髄を相伝した上泉伊勢守信綱。
無類の武辺者でありながら奇矯なかぶき者として知られた前田慶次。
信長・秀吉と真っ向から対峙した茶聖・千利休。
そのほか築城・藤堂高虎、水墨画・長谷川等伯、大泥棒・石川五右衛門ら、戦国の世、神の〈業〉で時代を変えた十人のカリスマの生き様を歴史小説の泰斗が描く傑作列伝。
〈目次〉【剣豪】上泉伊勢守信綱【かぶき者】前田慶次【茶聖】千利休【築城名人】藤堂高虎【絵師】長谷川等伯【水軍大将】久鬼嘉隆【外交僧】安国寺恵瓊【鉄砲衆】雑賀孫一【大泥棒】石川五右衛門【山師頭領】大久保長安解説/末國善己
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