少女は星になりたかった。
そして僕は、彼女の星を探した――。
今世紀最高の純愛に、誰もがきっと涙する！「最も映像化してみたい小説作品」そう絶賛され、LINE×日本テレビ×アニプレックスの三社が主催する第1回令和小説大賞にて見事大賞を受賞、応募総数4440作品の頂点に立つ。
本作はまさに、令和という時代が放った不朽の名作と言えよう。
若者たちの命を懸けたピュアな恋愛、全世界を巻き込んだ永久不滅のロマン=新天体発見、愛する人との悲劇的別れの予感…など、読み進めるごとに心が鷲掴みにされて、この小説世界から一歩も離れられなくなる。
全国の書店員さんからも熱い感想が続々！祖父の遺志を継ぎ、私設天文台の守り番となった大学生の鷲上秀星は、星祭りの夜、高校生の琴坂那沙と出会う。
「あたしね、星になりたいんだ！」新しい天体を最初に発見したものには命名権が与えられる。
――そんな天文学界のルールを知って、那沙は「誰も知らない星」を一刻も早く見つけたいと強く望んだ。
彼女の前向きさに背中を押され、秀星も一度は断念した新天体発見への情熱を再燃させる。
だが、それは命のリミットを間近にした那沙の心の底からの叫びであり、悲しい運命の序章に過ぎなかった…。
永遠を誓う青年と少女の、号泣必死のラブストーリー！