脇坂安治 七本鑓と水軍大将
十文字鑓で突き破れ!’賤ヶ岳七本鑓’と呼ばれ、戦国を戦い抜いた猛将の生きざま!そして関ヶ原の戦い〈裏切り〉の真実とは!?『九十三歳の関ヶ原』著者の戦国歴史長編!信長、光秀、秀吉、家康――戦国を渡り歩いた男。
近江国の戦国武将・浅井長政に仕える脇坂甚内安治。
その後、浅井を離れ織田信長の部将・羽柴秀吉のもとで頭角を現す。
本能寺の変を経て、賤ヶ岳の戦いでは敵の首を獲り、’七本鑓’の功名を立てる。
大名となった安治は秀吉から水軍編制を命じられ、小田原攻め、朝鮮の役で奮闘。
そして、一族の命運を分ける関ヶ原の戦いへ――。
戦国時代を豪胆に生きぬいた武将の生きざまを描く歴史長編!目次序章 老将の回想第一章 主家滅亡第二章 貂(てん)の皮第三章 大返しと仇討ち第四章 七本鑓第五章 朝鮮ノ役第六章 関ヶ原合戦
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