深淵の色は 佐川幸義伝
合気の達人が極めた武術の神髄。
不世出の剣豪小説家、渾身の遺作。
初文庫化!剣豪小説の第一人者が武術の深淵に挑んだ遺作!「合気心に至れば、我無く、人無く、生も無く、死もまた無し」――大東流合気武術の達人、佐川幸義。
わずかに触れただけで相手の体が吹っ飛ぶ魔法のような技を目の当たりにし、剣道有段者の著者はその技の深淵を探るため門人となったが…天才武術家の謎の生涯をたどり、弟子たちが見た師の素顔を通して、知られざる神業の真髄に迫った、渾身の遺作。
目次第一章 ちいさな閃き第二章 疾風の打ちこみ第三章 ふしぎな機縁第四章 師弟のつながり第五章 言葉のない会話第六章 理と気第七章 佐川合気活法の神髄第八章 武田惣角先生の足跡第九章 先生の息子さん第十章 秘密の世界作品解説:末國善己作家解説:菊池 仁
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